5〜6ヵ月(初期)ごっくんの頃

離乳食の器具や食器は消毒しますか?


きれいに洗って乾かせば、必ずしも消毒は、必要ありません。ただ、離乳食用の器具は、細かい網目や溝があるので、そこに、野菜が入り込んだり、色移りがしたりします。よく見て、数日に1度は、煮沸などで消毒しましょう。


母乳やミルクしか飲んだことがありません。水分補給は、何をどうやって、与えたらよいですか?


2~3時間おきに母乳やミルクを飲んでいたら、栄養と同時に、水分もとれています。離乳食が始まったら、食事の時に、スプーンで麦茶などカフェインが入っていないお茶をあげましょう。量が飲めなくても、味を覚えていけばよいです。


離乳食は何時頃与えたらよいですか?


1回食の時は、なるべく午前中が良いです。できれば、毎日同じ位の時間のほうが、赤ちゃんのお腹や生活にリズムがついてきます。また、万一、アレルギー反応等があった時、午前中ならかかりつけの小児科にすぐ行けますね。


離乳食を始めたら、うんちに変化がありました。食べたものがそのままでたりします。大丈夫でしょうか?


離乳食を始めると腸内細菌のバランスが変わるので、うんちの状態も変化します。また、消化力が未熟なので、時には下痢をすることも。赤ちゃんの機嫌がよく、食欲もあるなら、まず、心配いりません。ただ、下痢が続くようなら、受診しましょう。


 

●7〜8ヵ月(中期)もぐもぐの頃

少しでも形があると、口からべーっと出してしまいます。離乳食がなかなか進まないのですが...


口の中が敏感な赤ちゃんもいます。また、唾液の量が少ない時期なので、唾液と一緒に飲み込むことも難しいのです。水溶き片栗粉でとろみをつけたり、少し固さのあるものと滑らかなペースト状のものを交互に与えるなどして、徐々に慣れさせてあげましょう。野菜は、できるだけ滑らかにして、種類を増やしていきましょう。同じものばかりでは、赤ちゃんも飽きてくるかもしれません。


アレルギーが心配で、卵などのたんぱく質へ進めません。何を注意したらよいですか?


家族にアレルギーがあったり、すでに、赤ちゃんが発症している場合は、かかりつけ医に相談しましょう。しかし、医師の指示を受けずに、特定の食べ物を制限することは、赤ちゃんの成長.発達を損なう恐れがあります。自己判断で食べられるはずのものを制限しないようにしましょう。初めてのたんぱく質を与えるときは、赤ちゃんの体調がよい午前中に、1種類をひとさじにして、様子を見ましょう。


以前より、食べが悪くなりました。味つけしたほうが食べるでしょうか?


まずは、食材そのものの味を覚えさせてあげることが大切。しかし、この時期、離乳食をあまり食べなくなる赤ちゃんもいます。食材をのばす時、だし汁や野菜スープを使ってみては。また、形ややわらかさを見直してみましょう。


丸飲みしているようで心配です。どうすればいいですか?


食べさせる時は、赤ちゃんの下唇の上にスプーンをのせ、自分で口の中に食べ物を取り込むのを待ちましょう。また、赤ちゃんが口を開くたびに、すぐスプーンを運ぶと丸飲みしやすくなります。あせらず、ゆっくり口に運んで。野菜や豆腐は、数ミリに切ってやわらかく煮、舌と上顎を使ってつぶす力を引き出しましょう。


 

9〜11ヵ月(後期)かみかみの頃

離乳食をよく食べ、食後は母乳やミルクをほしがらなくなりました。授乳しなくてもいいですか?


母乳やミルクは、まだ必要ですが、赤ちゃんが離乳食後に欲しがらないようなら、無理に飲ませなくてもかまいません。きっと、離乳食が順調に進んでいるということなのでしょう。離乳食の時間には、汁物やお茶を用意して、水分を飲む練習もしていきましょう


食事中に食べ物で遊んだりして、食事に1時間近くかかります。途中で切り上げてもいいですか?


赤ちゃんは、食事のなかで、食べ物をつかむことや、それを口に運ぶことを学んでいます。ですから、こぼしたり、汚したりするのも、優しく見守ってあげましょう。ただし、1回の食事時間は20〜30分目安にして、遊び始めたら片付けましょう。気持ちをきりかえ、次の食事で集中して食べられるようにしましょう。


フォローアップミルクは、必要ですか?


離乳食をしっかり食べていて、母乳や育児用ミルクも間で飲んでいたら、特に必要はありません。逆に言うと、離乳食があまり進んでいなくて、発育発達が心配されるようなら、必要かもしれません。フォローアップミルクには、メーカーによって違いはありますが、カルシウムや鉄などがしっかり入っているようです。それらが、食べ物で摂れていたら良いということですね。また、1才を過ぎてアレルギーがなければ牛乳が飲めます。この時期でも加熱して離乳食には使えますので、スープやミルク煮などで牛乳の味に慣れておくとよいですね。


歯がはえてきました。虫歯予防はいつ頃から?


個人差もありますが、7〜8ヵ月頃から、かわいい乳歯がはえてきますね。
離乳食のあとは水やお茶を飲ませたり、ガーゼを指にまいて、優しくふいてあげましょう。歯ブラシに興味がでたら、安全なものを持たせて、慣れさせるのもよいですね。


 

1〜1才6ヵ月(完了期)ぱくぱくの頃

自分で食べたがります。手づかみ食べはどうして大切なのですか?


手づかみ食べは、食べ物を目で確かめて、指でつまんで、口まで運ぶという、目と手と口の協調運動です。フォークや箸を上手に使えるようになる基礎になるので、やりたいようなら、させてあげましょう。ご飯をおにぎりに、野菜をスティックにするなど、手づかみ食べしやすい献立や切り方に。片付けしやすいように、テーブルの下にシートを敷いておきましょう。


おやつはどんなものを与えたらいいですか?


栄養のほとんどを3食でとり、食事と食事の間が、4〜5時間あくようになったら、1日に1〜2回、おやつをあげましょう。ただし、おやつは、大人が思うような、お菓子ではありません。あくまで、補食であり、3食でとりきれない栄養を補うものです。ですから、果物や乳製品などがおすすめです。食事に影響しない量や時間も考えたいですね。


野菜が苦手で食べません。どうすればいいですか?


好き嫌いではなく、食べにくくて、口からだしたりするのかもしれません。食べにくい、大きさや形になっていませんか?型ぬきをつかったりして、盛り付けに工夫すると見た目がかわります。大人が美味しく食べるのを見せて、美味しいよ!と声をかけてみましょう。子供は、新しい食べ物や味をすぐには、受け入れられません。少しずつ慣れていけば十分。少しでも食べたら、優しくほめめあげてください。栄養のほとんどを3食でとり、食事と食事の間が、4〜5時間あくようになったら、1日に1〜2回、おやつをあげましょう。ただし、おやつは、大人が思うような、お菓子ではありません。あくまで、補食であり、3食でとりきれない栄養を補うものです。ですから、果物や乳製品などがおすすめです。食事に影響しない量や時間も考えたいですね。


食べムラがあります。栄養がとれているのでしょうか?


子供は、毎回同じようには、食べてくれません。眠ければ、途中でやめてしまうでしょうし、遊びを止められて嫌だったら、泣いて食べない時もあるでしょう。子供は、案外上手に自分に必要な量を調節しているもの。食べないことがあっても心配しすぎず、1週間単位でみてみましょう。気になるようなら、成長曲線に記入して、成長のカーブに沿っているか確認してみましょう。その子なりのカーブが描ければ心配ありません。